安倍政権になってから酷い日本になってきた。数え切れない悪行の中で、特に大阪府豊中市の「森友学園」の事件は関西人にとっては身近で関心が高かった。しかし、喉元過ぎれば熱さ忘れるで、世間が大騒ぎしたのもつかの間である。そんな中、籠池諄子さんが書かれた本が9月に出版された。タイトルは籠池のおかん「300日」本音獄中記¨許せないを許してみる¨である。今日、時間が空いたので一気に読んだ。
あとがきにこの本を出そうと思ったのは、自分のためではありません。期せずして時の権力者と対峙したことで、その権力がどれだけ自己中心的で恐ろしいものかを国民の皆さんに伝えなければならないと、強烈な危機感を抱いたからです。誠実に生きている市井の人々の生活が、なぜこんなに苦しいのか。不祥事を起こした政治家や官僚が、なぜ開き直っているのか。この国の子供たちが、なぜ未来に希望を抱けないのか。その答えは、全て今回の騒動の中にあります。
以上は、あとがきにある文章の一部ですが読者として深く共感しました。